プレート特性 & ロードライン解析ツール ⭐
本アプリの看板ツール。三極管、五極管、ウルトラリニア動作のプレート特性曲線を作図し、ロードラインを引き、Q点を設定。電圧利得、出力パワー、クリッピングマージン、推定第2次高調波までを、あなた自身の数値から読み取れます。. · 分類: 真空管
本アプリの看板ツール。三極管、五極管、ウルトラリニア動作のプレート特性曲線を作図し、ロードラインを引き、Q点を設定。電圧利得、出力パワー、クリッピングマージン、推定第2次高調波までを、あなた自身の数値から読み取れます。




使い方
何のためのツールか
1つの画面で真空管ステージ全体を設計 —— 動作点を設定し、ロードラインを描き、利得、クリーン出力、そしてどちら側が先にクリップするかを読み取れます。
入力する項目
- 真空管 —— 内蔵データベースから選択。
- 回路構成 —— シングルエンド(SE)、プッシュプル(PP)、またはPSE。
- 動作モード —— 三極管、五極管、またはウルトラリニア(ULタップ%指定)。
- 負荷 —— OPTまたはプレート抵抗、負荷インピーダンスZp(またはZpp)を指定。
- バイアス —— セルフバイアス(カソード)または固定バイアス。
- 動作点 —— B+電源、続いてグリッドバイアス(Vg)または電流(Ia)を設定。
- 信号 —— Vinピーク値(任意。波形とクリッピング表示を駆動)。
得られる結果
- 負荷線、Pa-max制限、Q点(Ia/Vp独立ズーム)付きのプレート特性曲線。
- 動作点:プレート電流・電圧、グリッド電圧、スクリーン電圧、アノード損失。
- バイアス:セルフバイアス抵抗Rkとその損失。
- AC性能:利得(×とdB)、Voutピーク値、最大クリーンVin、最大クリーン出力、効率、推定第2次高調波、そしてどちら側が先にクリップするか。
- クリッピング警告付きの入出力波形。
- 高度な項目:結合コンデンサ、カソードバイパスCk、最小OPT一次インダクタンス、OPT直流抵抗、B+降下、次段グリッド抵抗。
ヒントと注意事項
- 3つの作業タブ:DCバイアス → AC負荷 → 高度な設定。
- 警告:許容損失超過(赤)、限界接近(アンバー)、入力によりステージがクリッピングに入る。
- オリジナルのKorenモデルに基づいています —— SPICEが使用するのと同じ数式です。
知っておくと良いこと
カットオフとクリッピング:信号が加わると、動作点(Q)はロードラインに沿って移動します。一方の端はカットオフ —— 真空管が完全にオフになり、Ia = 0、プレート電圧がピークに達します。もう一方の端はグリッド限界で、グリッドが0Vに近づき電流を引き始めます。
Qはこの2つの端の中央に位置することは稀なため、入力を上げていくとどちらか一方が先に限界に達します —— 余裕(ヘッドルーム)が少ない側が先にクリップします。この短い方の間隔が、最大クリーンVinとクリーン出力を決定します。
グリッド側で先にクリップする場合、Qを中央に寄せる(バイアスの再調整、またはB+/負荷の変更)ことでスイングのバランスを取り、よりクリーンな出力が得られます。カットオフ側とグリッド側のクリッピングは音も異なります(偶数次と奇数次の高調波の違い)。そのため、どちら側を先にクリップさせるかは音色の選択でもあります。
カットオフ、クリッピングとロードライン
信号が加わると、動作点(Q)は2つの限界の間でロードラインに沿って移動します。余裕(ヘッドルーム)が少ない側が先にクリップし、それが最大クリーン出力を決定します。
- Q · 動作点
- グリッド限界 · 先にクリップ
- カットオフ · 管オフ、Ia = 0
